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お知らせ一覧


猫の発情期と発情行動
私共に寄せられる迷い猫の相談に「発情期に家を出たきり帰ってこなくなってしまった」という話をよく耳にします。 個体差もありますが、通常猫は雌で生後5~12ヶ月前後、雄で生後9~11ヶ月前後で性的に成熟し交尾できる身体となります。 雌の性周期のうち、受胎できる時期を発情期と呼び、発情の周期はおおむね3ヶ月で年に4回ほど発情期を迎えます。 それは季節や日照時間にも関係し、冬から春先にかけてや春の終わりから夏の終わりにかけてなど日の長い時期に定期的に発情します。 なお、交尾などの刺激により排卵する交尾誘起排卵のため、交尾するまで排卵はなく、排卵があるまで発情期が繰り返されます。 一方で雄には定期的な発情期はなく、発情した雌の匂いや甘く誘うような独特の鳴き声に誘発されて発情します。 また、雌は発情期以外には交尾できないのに対し、雄は発情した雌がいればいつでも交尾することができます。 発情行動としては、雌は低く大きな声でしきりに鳴いたり、ゴロゴロと激しく鳴くようになります。また、床に寝転んだり、自分の匂いを付けようと色々な物に顔や頭をこすり付けます。ときには
2012年3月25日


殺処分ゼロを目指して
現在、日本では年間およそ30万頭もの犬や猫などの動物が殺処分されています。 野良猫や迷子になり保護されたペット、あるいは人間の都合によって持ち込まれた動物は保健所や動物愛護センターに収容され、規定の期間内に引き取り手が見つからなければ壮絶な最期を遂げることになります。 一日におよそ800頭もの罪の無い動物が「安楽死」をするための「ドリームボックス」という部屋に入れられ殺されているのが現実です。 しかし、世界にはドイツのように殺処分頭数0の国が存在します。 では、この数字の違いの原因はどこにあるのでしょうか? そもそもドイツには殺処分の概念がないため殺処分のための施設は存在しません。そのかわりに「動物の家」と呼ばれる里親探しのためのシェルターが各地に建てられ、保護された動物たちは引き取り手が見つかるまでそこで「期限なく暮らす」ことができるのです。 また、野良猫を増やさないための避妊手術やライフチップ、パスポートなど動物の身元証明制度が徹底されていたり、生体を扱うブリーダーのための法律があり、犬種ごとに細かく規制されていたりと、何かと動物想いの取り決
2012年2月25日


ペットが迷子になってしまったら・・・
愛するペットが迷子になってしまったら、誰しも動揺してしまうもの。しかし、自宅の周辺や日常の散歩コースへ出向き、名前を呼びかけながら探すだけでは発見率は低下してしまい時間だけが過ぎ、未発見となる要因ともなりかねません。 ここでは飼い主様ご自身が素早く起こすべき基本的行動(迷子猫・迷子犬の探し方)をまとめましたので、もしもの時の参考にしていただければ幸いです。 ■各行政機関へ連絡し、迷子(逸走)の届出をする ペットが保護された場合、一時収容されるのが保健所や動物管理センターと呼ばれる施設です。 規定の収容期間内に飼い主または引き取り手が見つからない場合は殺処分されてしまうため、早急な対応が必要となります。 まずは連絡をして、失踪に至った経緯やペットの種類、特徴、性別、年齢、名前、マイクロチップNo.等を伝えます。そうすることで、後日、収容された場合でも特徴等が該当すれば連絡してもらえますので、可能であれば直接出向き、特徴の判る写真のコピーを手渡してくるのもよいでしょう。 また、保護されたペットは法律上「遺失物」として扱われ、警察に情報が入ることもある
2011年11月28日


人と動物の絆(HAB)を考える
東日本大震災が起きた翌月の4/1に、津波によって流された一頭の犬が宮城県気仙沼沖合いを漂流する倒壊した住宅の屋根の上にいたところを発見され、3週間ぶりに無事救助されました。その後、飼い主と再会した際の映像がニュースなどで放送され、動物の真の強さや気丈さを見て感動を覚え、勇気づけられた人も多かったのではないでしょうか。 [参考動画]3週間漂流犬飼い主と再会。 これまで人類の歴史と共に動物の存在があり、現代では「ペット=所有物、愛玩物」としての位置付けではなく、我が子のように愛情を注ぎ、喜びや悲しみまでをも共有する「コンパニオンアニマル」(伴侶動物)へと変化してきました。一方で、動物たちも人間の良きバディとしての役割を担い、人々に多くの恩恵を与えています。 ヒューマン・アニマル・ボンド(Human Animal Bond)とは、人と動物とが触れ合い、相互に作用し合うことで得られる効果を認知し、双方の福祉とする概念です。欧米ではペット共生社会の実現に向け、1970年代から研究が続けられています。 日本でもアニマルセラピーという言葉をよく耳にしますが、こ
2011年10月30日


動物の帰巣本能について
帰巣本能とは、遠く離れた場所から巣や家に自ら帰ることが出来る生まれながらに持った特別な能力のことです。 優れた方向感覚を持つ動物といえば、「空」では伝書鳩や渡り鳥、「海」ではクジラなどが有名ですが、「陸」に生きる犬や猫にもやはりその能力は備わっているようです。 私自身、幼少時代に飼っていた犬が散歩中にはぐれて迷子となり、1週間ほど経過しても見つからず、もう駄目かと諦めかけていた頃、痩せ細った状態で自力の帰宅を果たしたという経験があります。2008年には米ネバダ州の山岳地帯で迷子になったハスキー犬が、山谷を越え砂漠を抜け、120キロもの距離を3週間かけて移動し、無事帰宅したという事例もあるほどです。 犬の祖先については、DNAの研究や解剖学的な分析で「狼」が有力なルーツであることが解っています。野生動物である狼は「自身の位置認識・方位判断」について優れた能力を持っていますので、祖先の1つに「狼」をもつ「犬」にもまたその能力が備わっているのもうなずけます。 猫も単に嗅覚や方向感覚だけでなく、特別な能力を使っているのは確かなようです。...
2011年9月28日


猫と犬の失踪の要因と捜索の要素
■猫、犬ともに失踪の要因は様々 猫が失踪する要因として、内猫(完全室内飼育)であれば、玄関ドアや窓等の開閉の隙に脱走してしまうケースやベランダからの落下、または住環境の変化(引越しや家族の増員等)によるストレスから逃走してしまうケースが挙げられます。 一度出てしまうと外の世界に対しての免疫が無いことから、騒音や野良猫等に怯え、フリーズし、たとえ自宅が解っていても自力で帰ることが出来ない猫も少なくありません。 また、外猫(自由外出飼育)であれば、発情期や縄張り争いによる猫同士の喧嘩で負傷したり、ハンティングテリトリー外へ追いやられ、道に迷い、戻れなくなってしまうケースや交通事故等のトラブルがあります。 また、捕獲されてしまったり、物置等に入り込み、気付かれずに閉じ込められてしまうなどの人為的要因も考えられます。 犬が失踪する要因としては家猫同様、門扉やドア、窓等の開閉の隙の脱走や散歩に出かける際に犬が勢い余って逃走してしまうケースが挙げられます。 また、散歩中に首輪やリードが外れてしまったり、ノーリードで遊ばせている際に、突然の雷や花火の音に驚き、
2011年8月26日


東日本被災地でのボランティア活動
甚大な被害をもたらした東北地方太平洋沖地震。 東日本を襲った大地震は大津波を引き起こしただけでなく、原発の放射能漏れという大事故まで発生させました。 被災地では現在も多くの人々が避難所生活を余儀なくされていますが、大地震の被害に遭ったのは人間だけではありません。 実際に数多くの犬や猫などの動物たちが被災し、厳しい被災地での日々を送っていました。 今回の活動で私達は日頃手掛ける迷子ペットの捜索ではなく、被災した動物への餌付けや、野良化したペットの一時保護を実施しました。 生き残った動物たちは飼い主や家を失い、行き場の無い状態が続いています。 たとえ飼い主が生きていても、避難所生活のために充分に面倒が見られないという現実もあり、本当はペットを手放したくないけれど状況が許さない人々も多いのです。 暑さに耐え、お腹を空かした動物たちも人間と同様に悲しみをこらえ、必死に生きる努力をしています。 このような状況を少しでも改善するため、「私達に出来ること」を合言葉に今後も被災動物の一助となるように努めてまいります。
2011年7月29日
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